久しぶりの「キプロスワイン」での試飲会です。
全てのワインを開けるつもりでお客様をお待ちしました。今日はT氏の2年ぶりの参加です。彼はマラウイに2年間「海外青年協力隊」として活動してきて日本に戻ったのも2日前だとか・・・ありがたいですね。参加の申し込みは、2月に現地から頂きました。帰る日が決まったので参加出来るとの事でした。インターネットってすごいなと久しぶりに思いました。
さらに、今回はお客様からワインの差し入れも頂きました。T氏からは、南アフリカの「KWVピノタージュ」とカナダの「カベルネ-BAKO」のワインです。さらに、T氏と親交の深いS氏からはなんと、ボルドーの1級シャトー ムートン・ロートシルト 1985年 を頂きました。
さすがに、みんなの目もくぎ付け 僕なんかはヨダレが出るのをこらえていました。「先に飲もうよ」との声も多かったのですが、キプロスワインが相手ですから、少し待っていただくことにしました。
キプロスワインの白から試飲開始です。白ワインの葡萄は、地葡萄の「ジニステリ」が主品種です。ほとんどが100%使用なので、大体同じような雰囲気と味わいです。試飲温度は、10℃か11℃とやや低めでした。この位だと香りがあまりたたず、すっきり飲みやすい印象になります。もう少し温度が上がってくると酸味も出てきて引き締まった感が出ます。なかでも「アルキオン」は、アルコール度数も10%と軽めで、その為飲み口は後味も軽く余韻の柔らかな「ゴクゴク」飲めちゃうワインです。
「ティスベ」は「やや辛口」というより「やや甘口」の感があり、その為味わいが柔らかく、これもまた「グイグイ」いけちゃいます。サンドイッチやフライにとっても良く合います。
キプロスの白は全て、オリーブオイルとチーズのサラダや、各種フライ(ホンとはイカのフライで「カラマリ」が一番ですが、コロッケでもポテトフライでも油もんならなんでもOKです)とグリルの焼き物(肉でも魚でも)で御一緒に といった感じです。
さて、赤ワインの出番となりました。しかし、ここで「まてぇー」の声が 多数・・・ やっぱり「酔っ払う前に美味しいワインを・・・」 キプロスの赤だって美味しいもん!! でも、ムートンの85年じゃ、なにもいえません。
さて、抜栓ですが、恐縮ですが僕が開けさせていただきました。コルクのトップは結構固くしっかりしていました。 が、中に入るにつれ流石にワインが染込んでいる感じがはっきりととれました。「ヘタすればコルクが折れそう・・・」心配しながら2段式ソムリエナイフの一段目で少し浮かせ、さらに半巻きねじ込んで2段目の引っ掛けでゆっくり上げていきました。コルクも折れず無事に開けられました。
さぁみんなで仲良く手酌です。少し多めに入れたい気持ちもありますが、回りきらなかったら目も当てられません。でも皆様「大人」です。ちゃんと少しずつグラスに注ぎボトルに残すほどの余裕がありました。20年目を迎えたワイン。85年も出来が良く、長期熟成が楽しめるワインです。(翌年86年はさらに最高の年ですが 余計な事は言わないの)
開けてすぐは、果実味が感じられ、チョコレートの雰囲気もありました。味わいは、まろやかで柔らか。渋味というものはほとんど無く、かすかに酸味を感じられましたが、全体的にはあっさりとした印象でした。
でもさすがはムートン、20年たってもしっかりしています。一気に飲むのが勿体無く、でも少しずつ楽しみながら香りと味わいの変化をみていました。
15分位経ったでしょうか。ほとんど香りが取れなくなり味わいも薄くなってきました。20年の時間を一気に通り過ぎるようなそんな思いを受けました。高いワインをそう簡単にあけられないので、本当にありがたい差し入れでした。
古いワインの開け時、デカンタの有無、難しさを感じました。
この後が中々難しいです。ムートンの後ですから・・・残念っテな事にならない様に「ヘリテイジ」を一気に攻めます。
キプロスの地葡萄「パンバキナ」を使用。このワインは長期熟成にも耐え味わいが乗ってきます。開けたのは1996年ヴィンテージ、味わいもなかなか良いです。コクも有りしっかりとした感じです。ボルドーワインにも遜色がない、キプロス最高級ワインです。
この辺からワイン会を離れ飲み会へと移行していきます。頂いた南アフリカのワインやカナダのワイン、社長からサンプルで届いているスペイン・リオハのワイン、キプロスのシェリー等など楽しい話題や時事問題、株の話やキプロス旅行の話など時間が足早に過ぎていきました。
「キプロスにみんなで旅行に行こう!」盛り上がって夜は更けていきます。
レポート Haruyuki
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